INVOICEインボイスについて
インボイス(適格請求書)とは売手が買手に対して正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。
具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」や「適用税率」および「消費税額等」の記載が追加された書類やデータをいいます。
インボイス制度とは
インボイス制度とは、「適格請求書等保存方式」のことです。
一定の要件を満たした適格請求書(インボイス)を用いて消費税の仕入税額控除を計算し、証拠資料として保存する仕組みになります。
適格請求書発行事業者に限り適格請求書を交付でき、消費税の仕入税額控除が適用されます。
適用税率や税率ごとの消費税額を明記した適格請求書を交付することで取引の透明性を高めたり、免税事業者の消費税に関する益税を是正したりします。
売り手側売り手である登録事業者は、買い手である取引相手(課税事業者)から求められた時にインボイスを交付します。
(交付したインボイスの写しの保存が必要です)
買い手側買い手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイスの保存が必要です。
買い手が作成した仕入明細書等のうち、一定事項(インボイスに必要な記載事項)が記載されていて、取引相手の確認を受けたものを保存することで、仕入税額控除の適用を受けることもできます。
インボイス制度への3つのポイント
会計処理税区分ごとの記帳や仕入れ税額計算等、インボイス制度に対応した会計処理が必要です。
請求発行発行請求書の記載事項変更や税率計算変更が必要です。
電子保存取引データ電子保存義務化にともない、訂正削除防止や即時検索性の確保が必要です。
インボイス制度へのサポート体制
- ・電子化によるクラウド会計ソフト導入サポート
- ・Webサイトでの必要書類の交付受付
(取引明細書ダウンロードなど) - ・インボイス制度導入後の様々なケースを紹介
- ・インボイス制度に対する様々な対処法の紹介